Quantcast
Viewing latest article 6
Browse Latest Browse All 16

簿記

時代が変わっても求められる資格

昔は会社の会計処理は手書きで行っていましたが、現在はほとんどの会社でパソコンの会計ソフトなどを使用して処理しているはずです。
基本的には数字を正しく入力するだけで簡単に会計処理が済んでしまうため、さほど難しい知識は必要ないと考えている方も多いですが、簿記の資格については現在でも昔と変わらず重宝される資格です。
簿記といえば会計処理に必要になる帳簿に正しく記帳するための技術を学びます。
会社の規模によっては多額のお金が日々出し入れされており、色々な取引がされています。
これらを細かく記帳することは会社の経営状況を見抜き、更に発展させるためには何が必要なのかを分析することに繋がります。
簿記に関する正しい知識を持っている方は、会社の財務諸表を見ているだけでもしっかりと分析できるため、業務に活かすことができます。
つまり、事務担当者だけでなく営業職や管理職などあらゆる職種の方に役立つスキルとして活用できるのです。
恐らく、今後も時代が移り変わっても簿記の知識が求められる場面はたくさんあるでしょう。

参考:簿記2級、3級は転職に有利?資格のほんとの体験談。

簿記の資格について

簿記の資格については主催している団体によって難易度が異なります。
最も難しいとされている日商簿記は、社会的にも認知度が高いことから、日商簿記の取得を目指していただきたいものです。
3級は基礎的なレベルですが、簿記に関する基本をきちんと理解していると認められると考えられます。
2級になると難易度がアップし、商業簿記と工業簿記の2種類を学習するため、実務でも役立つスキルと認識されています。
最低でも2級合格を目指さなければ簿記の専門的なスキルを習得しているとは認められないと考えてください。
1級になると会計学の内容も含まれて飛躍的に難易度がアップします。
1級に合格すると税理士試験の受験資格を得られるため、自分のスキルアップやキャリアアップを図ることも可能になります。
合格率は10%前後なのでかなり難しい試験ですが、合格できた場合は転職先の選択肢がかなり広くなるため、ぜひ取得しておきたい資格になります。

簿記の資格を活かせる仕事

簿記の有資格者が転職をする場合に有利になるのは、一般事務や経理などの事務処理を担当する場合です。
パソコンが主流になったとはいえ、正しく帳簿に記載する知識がある方がいなければ決算時に戸惑うことが多くなるかもしれません。
最低でも2級の有資格者はスキルが認められやすいため、積極的に応募すると良いでしょう。
1級の有資格者は一般企業だけでなく、会計事務所や税理士事務所でも重宝されます。
他にも営業職や管理職候補などの職種にも役立ちます。
あらゆる職種で簿記の資格は必ず役立つため、自分の強みとしてアピールしてください。


Viewing latest article 6
Browse Latest Browse All 16

Trending Articles